お子さんの発音が上手くいかず、悩まれている方も多いと思います。
サ行やタ行が言えず、「あの”たー”」となったり、「”しぇんしぇい”」となったりします。
発音そのものが不明瞭なこともあります。
こういった発音を修正し、正しい音が出せるように練習することを構音訓練と言います。
発音自体は喋り始めてから5年で完成すると言われています。
つまり、1歳くらいで話し始めたとして、6歳ごろ、就学を前にすべての音が上手に出せるようになる、それが一般的な発達の目安となります。
この時期を過ぎて、上記のような発音の誤りや、不明瞭さがある場合、構音訓練の対象となります。
ただし、構音に関係する何らかの身体障害がある場合は、発音の問題は身体機能と直結しているため、訓練の対象とはなりません。
あるいは知的な発達に遅れがみられる場合、訓練が上手く行われない可能性があります。
構音訓練に必要な複雑な指示の理解や遂行、家庭での練習に上手く対応できないためです。
まとめると、構音訓練の対象となるお子さんは
1.なんらかの構音に関係する身体障害がないこと。
2.知的に遅れのない小学校1年生以上の子ども(あるいは、知的水準が小学生1年生以上の子ども)
の両方を満たすお子さんです。
発音に関するお悩みや、構音訓練を希望される場合、下記のフォームからご連絡ください。
※構音訓練に関しては、当室の通常の営業時間とは異なり、日曜日の9時~17時までの間に限定させて頂きます。
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